2009年 11月 25日
NY回想記 4 |
ヒデは車を所有していた。
アメリカでどのようにして免許を取ったのか定かではないが、
中古でボロボロの車だった。
その車でよくNYの街をドライブした。
ヒデはニュージャージーに住んでいたのでニュージャージーから見る
夜景のマンハッタンは絶景だった!
そしてその車はよく故障した。
エンジンが動かなくなったり、走っている最中にパンクしたりした。
挙句の果てに、その車は盗まれてしまった!
いったい誰があのボロボロの車を盗んだのだろう?
警察に「MY CAR WAS GONE ! 」
とか言って電話をしたが結局車は戻ってこなかった。
そもそもここではボロい車が多く走っている。
銃弾の跡(穴)をつけて走ってるのもある。
駐車するのにも、
自分の車が隣りの車にぶつかったのを確認してから止まる。
車はぶつけるものだと思っているのか?
だからみんなボロボロなのである(笑)
さて、遊んでばかりはいられない。
オレは遊ぶ為ではなく、ジャズを学ぶ為にここに来たのだ。
しかし何をどうしていいのかわからなかった。
それで何を思ったのかSAXを買った!
「Sam Ash」という楽器店で400ドル位で
売っていたアルトサックスである。
最初にスイート・ベイジルで見た黒人のSAXが凄く格好よかったので
SAXがやりたくなった。
これなら路上でも練習できると…。
しかしヒデに、
「ピアノじゃなくて何でSAXなの?」と不思議がられた。
ヒデの言うとおりである。
思い立ったらすぐ行動してしまうというオレの悪い癖が
ここでも出てしまったのである。
バカである…。
SAXは全く初めてだった。
それで教則本を買って、ホテルの屋上で練習していた。
すると遠くからエディー・マーフィー似のホテル従業員が
凄い剣幕でこっちに向かって来る、
「STOP!STOP!!」
と怒りながらオレのところに言って来た。
SAXの音が相当下手でうるさかったのであろう(笑)
仕方なく近所の路上で練習していた。
でも全然わからなくて誰かに習おうと思った。
それで日本人向けの新聞を見たらちょうどSAXのレッスン記事があった!
講師も日本人でバークリー卒の人だ。
それですぐに電話してレッスンを受けることにした。
その先生(Sさん)は僕より2つ年上でバークリーを卒業し
NYで演奏活動をしていた。
彼のマンションでレッスンを受けた。
そしてレッスンが終わり、次の生徒が入って来た。
そしたらその生徒が、
「この間、路上でSAX吹いてたやろ」
関西弁で僕に話かけてきた。
路上練習を見られていたのだ。
よくよく話をしてみると、
その生徒も僕と同じホテルに住んでいたことがわかった!
奇遇というか、偶然というか。
彼は(Mさん)大阪からNYに来てもう5年位だそうだ。
偶然にも僕と同い年だった。
そして僕と同じホテルに長く住み着いているらしい。
それからMと一緒に行動することが多くなった。
SAXを練習するスタジオも紹介してくれた。
そのスタジオを月単位で借りた。
何よりピアノがあったのが嬉しかった!
これでSAXもピアノも毎日練習出来る。
よかった!準備万端だ!
続く…。
アメリカでどのようにして免許を取ったのか定かではないが、
中古でボロボロの車だった。
その車でよくNYの街をドライブした。
ヒデはニュージャージーに住んでいたのでニュージャージーから見る
夜景のマンハッタンは絶景だった!
そしてその車はよく故障した。
エンジンが動かなくなったり、走っている最中にパンクしたりした。
挙句の果てに、その車は盗まれてしまった!
いったい誰があのボロボロの車を盗んだのだろう?
警察に「MY CAR WAS GONE ! 」
とか言って電話をしたが結局車は戻ってこなかった。
そもそもここではボロい車が多く走っている。
銃弾の跡(穴)をつけて走ってるのもある。
駐車するのにも、
自分の車が隣りの車にぶつかったのを確認してから止まる。
車はぶつけるものだと思っているのか?
だからみんなボロボロなのである(笑)
さて、遊んでばかりはいられない。
オレは遊ぶ為ではなく、ジャズを学ぶ為にここに来たのだ。
しかし何をどうしていいのかわからなかった。
それで何を思ったのかSAXを買った!
「Sam Ash」という楽器店で400ドル位で
売っていたアルトサックスである。
最初にスイート・ベイジルで見た黒人のSAXが凄く格好よかったので
SAXがやりたくなった。
これなら路上でも練習できると…。
しかしヒデに、
「ピアノじゃなくて何でSAXなの?」と不思議がられた。
ヒデの言うとおりである。
思い立ったらすぐ行動してしまうというオレの悪い癖が
ここでも出てしまったのである。
バカである…。
SAXは全く初めてだった。
それで教則本を買って、ホテルの屋上で練習していた。
すると遠くからエディー・マーフィー似のホテル従業員が
凄い剣幕でこっちに向かって来る、
「STOP!STOP!!」
と怒りながらオレのところに言って来た。
SAXの音が相当下手でうるさかったのであろう(笑)
仕方なく近所の路上で練習していた。
でも全然わからなくて誰かに習おうと思った。
それで日本人向けの新聞を見たらちょうどSAXのレッスン記事があった!
講師も日本人でバークリー卒の人だ。
それですぐに電話してレッスンを受けることにした。
その先生(Sさん)は僕より2つ年上でバークリーを卒業し
NYで演奏活動をしていた。
彼のマンションでレッスンを受けた。
そしてレッスンが終わり、次の生徒が入って来た。
そしたらその生徒が、
「この間、路上でSAX吹いてたやろ」
関西弁で僕に話かけてきた。
路上練習を見られていたのだ。
よくよく話をしてみると、
その生徒も僕と同じホテルに住んでいたことがわかった!
奇遇というか、偶然というか。
彼は(Mさん)大阪からNYに来てもう5年位だそうだ。
偶然にも僕と同い年だった。
そして僕と同じホテルに長く住み着いているらしい。
それからMと一緒に行動することが多くなった。
SAXを練習するスタジオも紹介してくれた。
そのスタジオを月単位で借りた。
何よりピアノがあったのが嬉しかった!
これでSAXもピアノも毎日練習出来る。
よかった!準備万端だ!
続く…。
by nobu-blue-pf
| 2009-11-25 10:37
| NY回想記